和歌山に行ってきた!

 私が入社して最初に担当したのは和歌山県(紀北)でした。月の半分くらいは和歌山に出張していました。
 この週末はその頃お世話になった方の引退のご慰労をしにいく、という某先輩について、私も和歌山に行ってまいりました。
 引退ご慰労会は、和歌山発祥の「銀平」でたくさんおいしいお魚をいただきました。やっぱり和歌山はお魚が安くておいしい! http://www.ginpei.com/html/shop/honten.html

 そして1泊した翌日は、一人で和歌浦方面へ足をのばしてみることにしました。
 というのは、担当していた時代にはさすがに観光を楽しむ余裕はなく(新人だったから、ずっと先輩と一緒だし)、それを取り戻しに(?)行ってまいりました。
 まずは、和歌山駅から普通電車で2駅で、紀三井寺へ。出会いから商売繁盛まで、どんな祈願もきいてくれる優しい仏様だそうです。ここではしゃもじに願い事を書いて奉納するおもしろい祈願がありまして、それをやってきました。しゃもじに筆で書いた願い事は「心願成就」。お願い事は何でもきいてもらえるかな、というせこい気持ちで…。そのしゃもじを、別の大きなしゃもじに3回打ちつけてから、奉納するのですよ。願いが叶いますように。
ちなみにこの紀三井寺は長い階段を上ったところにあるため、東側を見下ろすと、和歌浦の海が本当にきれいに見えます。のぼるのも下るのも大変な石段です。200段以上あるらしい。

 そこから意を決して、iPHONEの地図アプリいわく「徒歩30分かかる」という和歌浦まで歩くことに。今日は本当に天気が良かったので、散歩にはもってこいでした。海が近いのでさすがに風は冷たかったけど。和歌浦近くから西側に目をやると、さっきまでいた紀三井寺が山の中腹に見えます。江戸時代に架けられたというアーチ型の石橋「不老橋」を渡ってみたり、あしべ通りという川沿いの道を歩くと、船が並んで浮かんでて、なかなか風情があります。で、たどりついたのが、「紀州東照宮」。「関西の日光」と呼ばれる美しい社殿を見るためには、108段の石段をのぼらなければなりません。ぎょー!

本殿まで息を切らしながらたどり着くと、あまりのきれいさにうれしくなって、思わず絵葉書を購入。
さらに調子にのって歩く。和歌浦天満宮にお参り。なんと、こちらも…石段…うぎょー!

ここの石段は、紀三井寺より、紀州東照宮より、一段ごとの高さが、高い!
ほら。

ちなみに雄大な楼門は全国でも最大規模だとか。1605年に作られてます。こちらも和歌浦の眺望がすばらしい!
しかし、降りるにも、段差がきついのです。ほら。

ということで、たくさん歩いて、すっかり満足したところで、バスに乗って和歌山駅へ。そして、旅行の〆は「和歌山ラーメン」。お腹いっぱいになって、上機嫌でJRに乗って帰ってきました。
 今回はとにかく写真に残したい風景にたくさんあえたプチ旅行でした。行ってよかったです。和歌山の山や海を見ながら、てくてくてくと歩く中で、ず〜っと考えていた大事なひとつのこと。でもそんな考え事も小さく思えてくるくらい、きれいな景色との出会いには、癒されました。
 心残りは温泉に行けなかったことくらいかな〜。今度は花が咲き誇るころに行ってみたいです。(紀三井寺も桜の名所で有名らしい)。梅は少しつぼみが膨らんできてましたよ。ほら。

 写真たちを見ながら、今週も仕事がんばろう。