CHIKIRIN(ちきりん)さんの講演会にいってきた

社会派ブロガーのちきりんさんの講演会にいってきました。
昨年発刊された著書「自分のアタマで考えよう」の発売記念イベントです。
おそらくちきりんさんが関西で講演されるのは初めてではないでしょうか。
ちきりんさん:詳しくはこちら→http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/

ちきりんブログが本当に大好きで、いろんなことを教えてもらっているのですが、今日の講演会で教えてもらったこともここにまとめておきます!

1.これからは「知識」ではなく「思考」=自分のアタマで考える
ことが本当に大事になる
2.それはなぜか→韓国併合からはじまる近代日本の歴史は、「軍国主義」→敗戦によるパラダイムシフト→「戦後の復興期」→バブル崩壊→「失われた20年」…
と、2、30年に一度、大転換期を迎える。今の20代、30代も、働いている間、これから大転換期を必ず1度、もしくは2度くらい迎える。その「変化」の時代の心構え。
3.「変化しない」時代には、知識、経験、年の功…などが有用だが、「変化の時代」には、思考、論理が大事で、ともすれば無知無経験のほうが役立つ。
4.自分のアタマで考えない人は、何が「思考停止状態」なのか、が分からない。知識なのか自分の考えなのか、判断がつかない

要は変化の時代を生き抜くためには自分のアタマで考える習慣が大事だよ、ということを講演会で教えてもらい、その方法については著書に身近な例をたくさん使って説明されているんです。

さらに、自分のアタマで考える、ことをしていくとどうなるか、という点については

1.豊か=多様性を認めること 画一的なもの→豊かではない
2.一部の人が考えて、その他大勢はそれに従って、画一的な生き方、働き方をすればいい、という時代ではなくなった(=変化の時代です)
3.お手本がない→自分で考える必要がある→みんなバラバラの自分のやり方、生き方を見つける→生き方が多様化し、他人と同じことをしない→お手本がない(ふりだしに戻る)…
という、多様性の再生産がおこる→これが理想。オリジナルな人生をめざそう!!

いやー元気が出ました。そして楽しかったです。ちきりんさん、お話上手だし、途中で関西弁で楽しそうにお話しされて、こちらも楽しかったです。「こういう心でこの本を書いたのだよ」という点について、理路整然とわかりやすくお話しになりました。参考にしたいものです。
あと、ちきりんさんのブログのしめくくりの言葉としておなじみの「そんじゃーね」という挨拶をしてくれて、かわいらしくて、うれしくなりました。
そして本にサインしてもらいました。
「楽しかったです」というと「よかったです。関西の人を楽しませるのはたいへんだと思ってたので」とおっしゃいました。

これからもブログでいろいろ勉強させてもらおうと思いますが、自分のブログも、日記を卒業して、自分のアタマで考えたことを披露するような場にしたいなあと、思ったことを忘れないために、ここに記しとくです。

自分のアタマで考えよう

自分のアタマで考えよう