高校野球開会式にいってきたZ!


またも高校野球ネタで恐縮ですが、今年も高校野球開会式に行ってまいりました。
毎年仕事がらみで高校野球には足を運ぶことが多いのですが、開会式は何回行ってもいいものです。

いつもグッとくるのは、私の場合、「優勝旗返還」です。
今年も地区予選を勝ち抜いて、チームメイトと一緒に返還出来る場合はいいのですが、昨年の全国優勝チームが地区予選では負けてしまっている場合、キャプテン一人が返還にくる。これがグッとくるわけです。
この旗を勝ち取った去年の先輩たちへの思い、今年一緒に地区予選を戦ったけど、一緒にここにこれなかったチームメイトたちへの思い、くーっ!!
毎年分かっているのに、涙ぐんでしまう一瞬です。

それから今年は始球式も良かったです。
東日本大震災津波で校舎もグラウンドも壊滅した宮城県気仙沼向洋の斉藤弘樹君(3始球式に臨んだわけですが、一球投じたあと、それを受けた今治西の伊藤捕手がそのボールをわたし、何かことばをかわして握手してました。
昔、小泉総理が始球式をしたとき、ものすごい数のSPがグラウンドにいて、何とも言えないものものしさがあった年もありましたが、やっぱり、甲子園は高校生のもの、ってのがいいなあと改めて思いました。

そして昨夜、大学時代の友人(宮崎県出身)からメールがあり「日南学園の試合に感激したーっ」と書いてありました。甲子園は郷土愛を思い出す日々でもありますね。

今年は、地区予選でシードになり、もしやと期待していた我が母校もあっという間に敗退してしまったし(私は鳥取県です)、まあ、地区予選の決勝も2試合とも見届けた東洋大姫路でも応援するかな〜。初日が6日目だから、原投手もゆっくり休めて、さぞかしいい調子で当番することだろう。

高校野球のすばらしさは、ひたむきさと、「何よりチームの勝利ために」という自己犠牲の精神でしょうか。これがプロと大きく違うところですよね。個人の成績で年棒が変わるんだから、プロは違って当たり前なんだけど。

さあ、お盆休みは実家で高校野球観戦三昧だな。